屋根裏アンテナというと、初めて聞く人もいるでしょう。簡単にいえば、屋根裏アンテナは、屋根裏に設置できる地デジアンテナをいいます。屋根裏アンテナは室内アンテナの一種で、その進化版ともいえるでしょう。
屋根裏に設置するメリットはたくさんあります。
まずは、屋根裏アンテナは、外壁に設置するアンテナとは違い、外側からは見えません。そのため、外壁がごちゃごちゃせずに、すっきりした印象になるでしょう。見た目を重視したい人におすすめです。
次に、屋根裏アンテナは、外壁に設置するよりも高い位置に設置します。高い位置だと電波の受信が強いです。
3つ目に、室内に設置すると家具などが邪魔になります。それに比べ、屋根裏に設置はそのような心配がありません。
屋根裏にアンテナを設置できる条件
屋根裏にアンテナが設置できる条件として、
- 屋根裏にアンテナが設置できるスペースがある
- 点検口などから屋根裏にアクセスできる
- 屋根裏で電波が受信できる
があります。以上の3つがそろっていれば、屋根裏でもアンテナの設置が可能です。
屋根裏にアンテナを設定した事例
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- ポラスの注文住宅で屋根裏にアンテナを設置
ポラスの注文住宅は個性的でおしゃれな家が多く、外観を損なわないように屋根裏に設置しました。
切妻屋根の双方に太陽光パネルが設置されていましたが、電波の受信方向が屋根方向ではなかったため、屋根裏内では壁越しに電波を受信できています。
ポラスの一般的な住宅のように2階のクローゼットにマルチメディアボックスが設置されており、別の場所にあった天井点検口から屋根裏に入れます。
工事は、今屋根裏内で仕切り壁に遮られていたため、既存の配線を利用しました。
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- 東芝製デザインアンテナDUA-400を再利用した屋根裏設置事
工事以前は、ベランダにアンテナを置いて受信しており、今まではブースターを使わずにテレビを視聴していました。
アンテナ配線は既存のものを加工するのではなく、新しいアンテナケーブルをアンテナからマルチメディアボックスまで配線しています。アンテナは以前のものでも受信力が確かなので、そのまま使用しています。工事は、屋根裏内にアンテナ固定用のサイドベースを取り付け、アンテナを設置しました。